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最近、Tenorのマウスピースを新調したのですが、
これがとてもいい! 何がいいのかというと、 まず吹いていて楽しい。程よい不完全感があって、どこか謎めいているというか… このマウスピース、オールハンドメイドという手の込んだ代物で、職人さんが一本一本手で掘っている。 この前に使っていたマウスピースは、ESMというドイツのメーカーのJazzというモデルなんだけど こちらは逆に完全に機械で精密に削りだされたもので、 これもまたいいマウスピースだった。 ただ「吹き味」という点で見ると、 ハンドメイドには及ばない点があるかもしれない。 非常にデジタルチックな雰囲気を持つモデルだ。 全て一度数字に変換して、落とし込んだような。 ある意味潔い形だと思う。 以前使っていたOtto LinkはJazzのプレイヤーに非常に人気があるモデルで、こちらはハンドメイドではないけれど何故か個体差が結構あって それが逆に奥の深いものになっているように思う。 普通に考えれば、この200年くらいのSAXの歴史を遡って素晴らしい銘機といわれるマウスピースのデータを機械で完全に再現すればいいものが出来そうな気はするが、 そうではなく最終的には手作りのものがいいというのは 面白いよね。 まあ主観ですが… 手作りの良さというのは、 不完全さゆえの愛着、 伝わってくる温もり、 飽きないこと、 だったりするのかな。 とにかく、Tenorを一人で吹いていてこんなに楽しいのは久々です。
by fusikblog
| 2008-08-10 11:16
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SINSUKE FUJIEDA profile
藤枝 伸介
SINSUKE FUJIEDA Charlie Parkerに衝撃を受け、18歳よりSAXを始める。 2004年より国内外のフェス出演やプロデュースワークにより ハウス/クロスオーバーシーンにおいて話題を呼んだi-depのSAX/フロントマンとして活動を重ねる。 その柔軟かつエネルギッシュな感性に多く人が注目を集める中、 アンダーグラウンドダンスミュージックシーンの重鎮、 井上薫氏との共同プロジェクトFusik(フュージック)を結成。 プロデューサーとしてのキャリアをスタート。 JAZZを大きなルーツに テクノ、ハウス、ファンク、トライバル、チルアウトなどありとあらゆる音楽的要素を取り込み昇華し、映像的ともいえる作品を造り上げる音楽性は、一人のSAX奏者が作り出す音楽の枠を遥かに超え、独自の高揚感と開放感を伴った世界観を提示する。 その評価は音楽業界のみならずアートや映像業界からも多く好評を得ている。 2009年6月3日 今迄に経験した全てのキャリアを集結し、自身の名を冠したソロ・プロジェクト「SINSUKE FUJIEDA GROUP / EVOLUTION」を満を持してリリース。 amazon http://www.amazon.co.jp/EVOLUTION-SINSUKE-FUJIEDA-GROUP/dp/B0021LSXOG/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1241315349&sr=8-1 SFG HP. SINSUKEFUJIEDA.com カテゴリ
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