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Handmade Quality
最近、Tenorのマウスピースを新調したのですが、

これがとてもいい!

何がいいのかというと、
まず吹いていて楽しい。程よい不完全感があって、どこか謎めいているというか…
このマウスピース、オールハンドメイドという手の込んだ代物で、職人さんが一本一本手で掘っている。

この前に使っていたマウスピースは、ESMというドイツのメーカーのJazzというモデルなんだけど
こちらは逆に完全に機械で精密に削りだされたもので、
これもまたいいマウスピースだった。
Handmade Quality_f0142068_11123512.jpg

ただ「吹き味」という点で見ると、
ハンドメイドには及ばない点があるかもしれない。
非常にデジタルチックな雰囲気を持つモデルだ。
全て一度数字に変換して、落とし込んだような。
ある意味潔い形だと思う。

以前使っていたOtto LinkはJazzのプレイヤーに非常に人気があるモデルで、こちらはハンドメイドではないけれど何故か個体差が結構あって
それが逆に奥の深いものになっているように思う。
Handmade Quality_f0142068_1114282.jpg


普通に考えれば、この200年くらいのSAXの歴史を遡って素晴らしい銘機といわれるマウスピースのデータを機械で完全に再現すればいいものが出来そうな気はするが、
そうではなく最終的には手作りのものがいいというのは
面白いよね。

まあ主観ですが…

手作りの良さというのは、
不完全さゆえの愛着、
伝わってくる温もり、
飽きないこと、
だったりするのかな。

とにかく、Tenorを一人で吹いていてこんなに楽しいのは久々です。
Handmade Quality_f0142068_10593414.jpg

by fusikblog | 2008-08-10 11:16
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SINSUKE FUJIEDA profile
藤枝 伸介
SINSUKE FUJIEDA

Charlie Parkerに衝撃を受け、18歳よりSAXを始める。
2004年より国内外のフェス出演やプロデュースワークにより ハウス/クロスオーバーシーンにおいて話題を呼んだi-depのSAX/フロントマンとして活動を重ねる。

その柔軟かつエネルギッシュな感性に多く人が注目を集める中、 アンダーグラウンドダンスミュージックシーンの重鎮、 井上薫氏との共同プロジェクトFusik(フュージック)を結成。
プロデューサーとしてのキャリアをスタート。

JAZZを大きなルーツに
テクノ、ハウス、ファンク、トライバル、チルアウトなどありとあらゆる音楽的要素を取り込み昇華し、映像的ともいえる作品を造り上げる音楽性は、一人のSAX奏者が作り出す音楽の枠を遥かに超え、独自の高揚感と開放感を伴った世界観を提示する。

その評価は音楽業界のみならずアートや映像業界からも多く好評を得ている。

2009年6月3日
今迄に経験した全てのキャリアを集結し、自身の名を冠したソロ・プロジェクト「SINSUKE FUJIEDA GROUP / EVOLUTION」を満を持してリリース。

amazon
http://www.amazon.co.jp/EVOLUTION-SINSUKE-FUJIEDA-GROUP/dp/B0021LSXOG/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1241315349&sr=8-1

SFG HP.
SINSUKEFUJIEDA.com
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