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2008年 06月 17日 ( 1 )
アンダーグラウンド・セレブに愛される男
とは友人が彼を評した一言

世田谷美術館に横尾忠則さんの展覧会に行ってきました。

「冒険王・横尾忠則」
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彼のことを知ったのはいつのことだろう?
岡本太郎氏に衝撃を受けた20代前半の頃だったか。
横尾さんが岡本太郎さんの事を何かで書いていた文を読んで以来、やはりこの人も同じような感銘と衝撃を受けたんだなと思って興味を持ったような。その辺の記憶は曖昧。

元々は彼の絵などの作品よりも文章が好きだったので、本に載っている作品(本の最初に載っているカラーページの部分)やMiles Davisのアガルタ、パンゲアのジャケット、Pharoah SandersのSave Our Childrenのジャケット?(滝の絵のジャケ)などは目にしていたものの実際に生で触れるのは今回が初めて。

わくわくしながら美術館に入るも最初の五分間くらいは微妙に入り込めなくてさらっと眺めるように通り過ぎていた。このまま終わってしまうのかな?なんて思っていると途中で彼が作製したアニメを流すフロアに。このあたりからグッと引き込まれる。

気付くとこの世田谷美術館は思ったより広くかなりの数の作品を展示していたように思う。

何より彼の受けた感銘や感動が「ちゃんと」作品に投影されていることが素晴らしい。その事に純化していく、純化しようとする試み。作品を通して伝わってくるのは表面的なものではなくそこに彼の受けた直感が表現されたという事実というか。観る人に勇気を与えているんじゃないかな。

どの作品も面白かったが「コラージュ」の諸作は彼の作風の原点を見るようで、また手法も音楽的な部分なんかもあって非常に面白かった。独特のバランス感覚と、完結させない手法。見る側に想像力を働かせる部分を残してくれている。

絵ではピンク色のバイブレーターがミニマルに描かれている作品「~の思い出」とかなんとかいう作品の配色やミニマル感が良かった。というかみんないい どの作品も「時間感覚」がふと次元が変わった瞬間が投影されているような。一日は24時間ではなく、一時間は60分ではなく、一分は60秒ではなく。少なくともこの瞬間だけは。

平日の昼下がりという時間帯にも関わらず、美術館はかなりの賑わい。この点も素晴らしいと思う。

作品に引き込まれながら、結局は自分自身を見ていたような気がする。その時の時間感覚は普段のそれとは違う。

かなり楽しめました。横尾さんありがとう。
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by fusikblog | 2008-06-17 20:51



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SINSUKE FUJIEDA profile
藤枝 伸介
SINSUKE FUJIEDA

Charlie Parkerに衝撃を受け、18歳よりSAXを始める。
2004年より国内外のフェス出演やプロデュースワークにより ハウス/クロスオーバーシーンにおいて話題を呼んだi-depのSAX/フロントマンとして活動を重ねる。

その柔軟かつエネルギッシュな感性に多く人が注目を集める中、 アンダーグラウンドダンスミュージックシーンの重鎮、 井上薫氏との共同プロジェクトFusik(フュージック)を結成。
プロデューサーとしてのキャリアをスタート。

JAZZを大きなルーツに
テクノ、ハウス、ファンク、トライバル、チルアウトなどありとあらゆる音楽的要素を取り込み昇華し、映像的ともいえる作品を造り上げる音楽性は、一人のSAX奏者が作り出す音楽の枠を遥かに超え、独自の高揚感と開放感を伴った世界観を提示する。

その評価は音楽業界のみならずアートや映像業界からも多く好評を得ている。

2009年6月3日
今迄に経験した全てのキャリアを集結し、自身の名を冠したソロ・プロジェクト「SINSUKE FUJIEDA GROUP / EVOLUTION」を満を持してリリース。

amazon
http://www.amazon.co.jp/EVOLUTION-SINSUKE-FUJIEDA-GROUP/dp/B0021LSXOG/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1241315349&sr=8-1

SFG HP.
SINSUKEFUJIEDA.com
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