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Keith,Jan,Pharoah
ここ数日、Keith JarrettとJan Garbarekばかり聴いている。
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先日、Bay Quarterの選曲を担当して以来、秋を意識したせいか
音も既に秋っぽい…?

心象を音に変換している様が、
まるで自信の体験のようにリアリティを伴って
伝わってくる。
個人の感動を普遍のものとして伝えることが出来る人達。
普遍とは?贅肉を削いで削いで、僅かに残った一粒の粒子
Keithの紡ぐ音は、
非常に個人的なビジョンであることをクリアしつつ、
そこに居合わせた人間、またCDを通じて聴く人間に
あたかも必然の、自然の摂理のように伝わってくる。
一個人は全体であり、全体は一個人に成り得る。
そこを取り巻く空気が、その音を要求し
彼を通して音に変換されているような気持ちにさえなる。
聴いていると、本当に気持ち良さそうで官能的。
また、幾度と無く訪れる官能のピークに向かい絶えずアプローチを試みている。
音楽とは、本来非常に官能的なものだ。またそうでなければならない。

今日あるCDが届いた。
Keith,Jan,Pharoah_f0142068_1502686.jpg

Kahil El'zabar's Ritual Trio Featuring Pharoah Sanders
一曲だけのようだが、二曲目にPharoah Sandersが参加。
カオティックな展開に突入しつつ、それだけに終わらせない方法はPharoahから学んだ。
まず、どうしようもなくSAXのtoneが素晴らしい。圧倒的な包容力。
一音で、全てを成り立たせる説得力。
by fusikblog | 2008-08-22 02:04
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SINSUKE FUJIEDAのblog
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SINSUKE FUJIEDA profile
藤枝 伸介
SINSUKE FUJIEDA

Charlie Parkerに衝撃を受け、18歳よりSAXを始める。
2004年より国内外のフェス出演やプロデュースワークにより ハウス/クロスオーバーシーンにおいて話題を呼んだi-depのSAX/フロントマンとして活動を重ねる。

その柔軟かつエネルギッシュな感性に多く人が注目を集める中、 アンダーグラウンドダンスミュージックシーンの重鎮、 井上薫氏との共同プロジェクトFusik(フュージック)を結成。
プロデューサーとしてのキャリアをスタート。

JAZZを大きなルーツに
テクノ、ハウス、ファンク、トライバル、チルアウトなどありとあらゆる音楽的要素を取り込み昇華し、映像的ともいえる作品を造り上げる音楽性は、一人のSAX奏者が作り出す音楽の枠を遥かに超え、独自の高揚感と開放感を伴った世界観を提示する。

その評価は音楽業界のみならずアートや映像業界からも多く好評を得ている。

2009年6月3日
今迄に経験した全てのキャリアを集結し、自身の名を冠したソロ・プロジェクト「SINSUKE FUJIEDA GROUP / EVOLUTION」を満を持してリリース。

amazon
http://www.amazon.co.jp/EVOLUTION-SINSUKE-FUJIEDA-GROUP/dp/B0021LSXOG/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1241315349&sr=8-1

SFG HP.
SINSUKEFUJIEDA.com
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